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よりよく生活を楽しむ為に必要情報ブログ:2017/9/11

    

7年前にママが、続いて3年前にお兄さんが亡くなった。

それまで自由気ままに
結婚もせず、遊びまわっていた私も、
さすがに一人実家に残った病を抱えた父を思い、
約20年ぶりに実家に帰った。

母親が健在の頃から、
お酒を浴びるように飲む兄と父母の仲は、
しっくりいかなかった。

そして母親がクモ膜化出血で倒れ、
約2ヶ月の闘病の末亡くなった後は、
親父と兄の関係は修復しがたい程にこじれていった。

母の死を自分のせいだと自らを責め続ける兄には、
日本酒以外に逃げ場が無かったのかもしれない。

酔っては暴言を吐き暴れる兄を、
父親は悲しい目で見ていた。

そんな生活が災いして、兄貴も亡くなった。
お父さんは「悲しいけれど、正直ホッとした」とボクに言った。

おれは、実家に戻りしばらくたってから、
ママが亡くなって以来そのままになっていた、
家の中の片付けを始めた。

そんなある日見付けた手紙の束の中に、
お父さんからママにあてた手紙があり、
わしはパパに内緒でそっと開いてみた。

それはわたしが生まれて間もなく、
父親が出稼ぎ先から出したものだった。

内容は
「たまにしか会わないので、
子供たちが自分の顔を見て泣きだしたのがショックだった」とか
「早く一緒に暮らしたい」とかたいした内容では無いのだけれど、
家族に対する愛情が溢れていた。

俺は涙が止まらなかった。
お兄ちゃんが生きている間に、ひと目見せてやりたかったという気持ちで、
胸が一杯になった。

仏壇の隅に親父の目にふれぬようにそっと手紙を置き、
心の中で
「兄ちゃん、おれたちはこんなにも愛されて育ちましたよ」
とそっと呟いた。

そして、父親も昨年亡くなり、
あたくしは本当に一人きりになってしまった。

でもおれの前には、3人の写真が有り、
今も3人からの愛情を感じている。

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